2015年08月11日

追悼デモで銃撃戦、1人重体=黒人射殺1年のファーガソン―米

 【シカゴ時事】米ミズーリ州ファーガソンで9日、白人警官による丸腰の黒人青年射殺事件から1年となったのに合わせ、追悼デモが行われた。 同日夜には一部の参加者間でトラブルとなり、銃撃戦が発生。地元メディアによると、警官に向けて発砲した男性が警官に撃たれ、重体となった。 デモには1000人以上が集まり、黙とうをささげた。当初は平和的だったものの、夜になると一部が暴徒化してパトカーを破壊するなどの行動に出た。さらに、二つのグループ間で40~50秒間にわたる銃撃戦が起きた。警察は「おびただしい数の発砲があった」と説明している。 重体となったのはタイロン・ハリスさん(18)。白人警官に昨年射殺されたマイケル・ブラウンさん=当時(18)=の友人とみられる。このほか、少年2人が何者かに撃たれたが、命に別条はないとみられる。 昨年の事件後、ブラウンさんを射殺した白人警官が不起訴となったことから、人種差別が背景にあるとして、全米で大規模な抗議行動が起きた。 
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Posted by jncjtaqmyh at 03:49Comments(0)