2015年03月04日
葛西水族園マグロ大量死ウイルス特定出来ず
昨年12月下旬からクロマグロなどが大量死し、現在2匹だけとなった葛西臨海水族園(東京都江戸川区)は3日、病理検査を行っている3つの研究機関の現状を報告した。 報告によると、死んだ魚の肝臓などの組織に病変が見られたことが分かった。また、1月20日に死んだクロマグロなどの脾臓(ひぞう)から検出されたウイルスは、海産養殖魚が感染しやすいマダイイリドウイルスやウイルス性神経壊死(えし)症を発症するウイルスではないことが判明した。これらに感染した魚は極度の貧血症状になったり、遊泳異常を示すという。だが、依然としてウイルスの特定に至っていない。 同園では、昨年11月1日の時点で69匹飼育していたクロマグロなどが相次いで死に、同じ水槽に飼育していたハガツオ38匹やスマ52匹は1月中に全滅した。
Posted by jncjtaqmyh at
07:53
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